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相模原商工会議所青年部 地域経済、一翼担い半世紀 記念式典、イベントも開催

社会

公開:2019年2月7日

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さがみはらフェスタでは運営主管を担っている
さがみはらフェスタでは運営主管を担っている

 「相模原商工会議所青年部」(相模原YEG・長谷川明会長)は、同会議所会員のうち45歳以下の経営者らで構成される青年経済団体として、ビジネス研修や他団体との交流事業などを通じて地域活性と自社発展のために活動を続け、創立50周年を迎えた。その節目を記念して同青年部では、2月16日(土)にイベントを、17日(日)に講演会と式典を開催する。

 同青年部は次世代を担う若手商工業者を育成し商工会組織の若返りを図るために、1968年9月に結成された「相模原市商工会青年部」が前身。当時は会員24人でスタートし、有識者を講師に招いた研修会や先進地の視察などを通して近代的経営について研鑽を積み、また会員相互の親睦を深めるためダンスパーティーなども開催。親団体である商工会の様々な事業にも貢献した。その後、1973年4月に同会議所の設立に伴い、現在の団体名に改称された。第2代の会長で、南区で米店を営む落合誠さん(81)は、「初めの頃は肉屋や呉服屋、茶屋など商業者が多く、互いの仕事を話し合う貴重な場だった」と草創期を振り返る。

 現在、所属会員は93人(2月4日時点)。相模原市のシンボルイベント「潤水都市さがみはらフェスタ」の運営主管をはじめ、若手経営者育成のための研修や、市内外の経済人との交流事業、「相模の大凧まつり」への参加、全国や関東、県の商工会議所青年部との渉外など様々な活動を通じて、地域活性化と自社事業の発展に努めている。

 第25代会長を務める長谷川明さんは、「人とのつながりにこそ次へつながる経営のヒントが得られ、また地域経済を盛り上げることが事業者として経営力向上にもつながる。それを実現できるのが青年部」と活動の意義を説明。50周年の節目について、「礎を築いた先輩方のご尽力、関係者や商工会議所の皆様のご理解とご支援に感謝申し上げる」と述べ、「100周年を見すえ、先輩方が脈々とつないできた伝統を守り、先導者たる気概で、時代に先駆けた取り組みを行ってまいりたい」と今後の抱負を語る。

 記念事業を控えた今年度は、スローガンに『ROCK!!さがみはらYEG50th』を掲げ、会員が“一枚岩”となって50周年への機運を高めてきた。2月17日には、杜のホールはしもとで記念式典とプロゴルファー・古閑美保氏を招いての講演会(定員に達し締切済み)を実施する。

冬のアウトドアを楽しむ

 そして、一般向けの50周年記念イベントとして、2月16日の午前10時から、さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト(緑区若柳)内特設会場でアウトドアイベント「YAMATEN」(ヤマテン)を開催する。

 当日は、午後4時までバーベキュー(先着300人セット無料)をはじめ、ピザ作りや薪割り体験、音楽ライブ、親子で参加できるクイズラリーなどを実施。午後3時頃からは大型キャンプファイヤーが点火し、6時頃までたき火を囲んで団らんのひと時を楽しめる。イベントの参加は無料だが施設入園料が必要。

 イベントの問合せは同青年部事務局【電話】042・753・8136へ。

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