地元サッカークラブ・SC相模原は2月2日、2022シーズン新体制会見をオンラインで行った。昨シーズンに続きクラブの指揮を任された高木琢也監督や今季から背番号10を背負う藤本淳吾のほか、新加入選手ら6人が参加。高木監督は「チームの目標はJ3で優勝すること」と宣言し、1年でのJ2昇格という目標を掲げた。
会見には高木監督、望月重良会長、西谷義久COO兼スポーツダイレクター、大宮アルディージャから移籍したFW佐相壱明、レノファ山口FCから加入したMF田中陸、藤本の6人が出席した。冒頭、望月会長はクラブ創設15周年を迎えた中、「昨シーズンはクラブの歴史で初めての降格を経験したが、この悔しさを戦いにぶつけてチーム一丸となってJ2を目指す」と抱負を語った。
高木監督はJ3という初めてのカテゴリーに挑む。監督を引き受けた理由に、J2に残留できるチャンスがあった中、降格してしまった責任感とステップアップできるクラブのポテンシャルの高さを挙げた。高木監督は「チームが一つになって、厳しいJ3のステージを勝ち上がっていきたい」と意気込んだ。
昨季、チームの柱となり活躍した藤本は「今シーズン、チームとしてはJ3で優勝してクラブとしても個人としても成長して次のステップへ進めるよう努力していく」と決意。背番号が10に変わる藤本。「10番はサッカーでは特別な番号。それを相模原で背負うことになって、責任を持ったプレーや行動をしたい」と表情を引き締めた。
SCの開幕戦は3月12日(土)、ホーム・相模原ギオンスタジアムでアスルクラロ沼津と対戦する。午後7時半キックオフ。
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