さがみはら緑区 政治
公開日:2023.06.15
若者が来るまちへ
市議 栗原大さん 74歳
▽5人兄弟の末っ子として生まれ、鳥屋小、鳥屋中に通った。相模原技術高等学校(現在の神奈川総合産業高校)では、自動車整備科に進み、卒業から半年後には起業。自動車整備会社を始めた。趣味は野球で、20代の時に草野球チーム「鳥屋シャークス」を結成。40代で肩を壊してしまいプレーから離れたが、「その時の仲間とは今も仲が良いよ」と笑う。
▽地域活動にも積極的で、これまでに消防団、商工会などにも携わってきた。自治会では、周囲の協力を得て自治会館を建てたほか、現在の鳥屋スポーツ広場の開設にも尽力した。ただ、自治会館やスポーツ広場を作るのは一筋縄ではいかず、津久井町議会議員だった母に協力してもらったことも。「その時に議員はすごいなと。政治はいろいろなことができると感じた」と振り返る。
▽30代半ばで津久井町議になり6期、相模原市との合併後は市議となり、4月から5期目に入った。「津久井には魅力あるものがたくさんある」と話し、「若者が出ていくまちから、来るまちへ道筋をつけるのが私の仕事」ときっぱり。「将来の子どもたちが、ここで仕事ができるように努めていきたい」
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