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さがみはら緑区 社会

公開日:2023.07.13

城山商工会平栗会長
「賞に恥じぬよう頑張る」
県民功労者表彰を受賞

  • コロナ禍の就任を振り返る平栗会長

 城山商工会会長で有限会社平栗の代表取締役を務める平栗文夫氏(71)が、2023年度神奈川県県民功労者表彰をこのほど受賞した。長く電子機器製造業に携わるとともに、同商工会で商工業の活性化、地域経済の発展に優れた成果をあげるなど、産業の振興に尽くしたことが評価された。平栗氏は「こんなに大きな賞を頂くのはとても名誉なこと。この賞に恥じないようにこれからも頑張りたい」と意気込む。

 平栗氏は新潟県出身。高校卒業後、就職を機に相模原市に移り住んだ。その後、勤めていた会社の移転に伴い、妻の父の事業を引き継いだ。「先代は、掛け時計の歯車などを製造していたが、時計の電子化に伴い電子機器分野に参入していった」と振り返る。現在は半導体製造装置関連のケーブルやユニットの組み立て、ロボットや特殊車両のケーブル製造を行う。「ケーブルは、人間の血管と同じ役割を果たす大事なもの。常に良いものを作る努力は惜しまない」と力を込める。

 一方で、コロナ禍だった21年5月から同商工会の会長を務めている。地域の商工業者がコロナで大打撃を受ける中、会員の情報収集を密に行いスピード感を持って取り組んできた。特にテレワーク、メール、LINEなどを使った情報収集、ツールの有効利用を進めた。今後については「よりグローバル化に合わせた商売が求められる。その支援を商工会で進めていきたい」と話した。

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