戻る

さがみはら緑区 経済

公開日:2025.02.27

顔が見える関係づくりを
 市と商連が意見交換

  • 議論を交わす同連合会メンバーと市職員

 相模原市商店連合会(前山善憲会長)と相模原市の関連部局の職員が2月14日、商店街の現状や今後の在り方について意見交換する懇談会をサン・エールさがみはらで開いた。熱心な議論が飛び交い、市内の商店や商店街の維持・発展に向け、「お互いの顔が見える関係づくり」の重要性を確認した。

 懇談会には同連合会側から役員・会員ら12人、市側からは環境経済局の職員や各区の地域振興課の職員ら13人が参加。市議会議員3人がオブザーバーとして立ち会った。

 同連合会のメンバーは「高齢化とともに地域の人たちも町も高齢化している。商店街の会員が少なくなると、イベントもできなくなる。どこの商店街も同じではないか」と現状を訴えた。また2020年度の組織改編で商業観光課が廃止になったことに触れ、「前は面倒だなと思うほど市の職員が商店街に来ていたが接点が少なくなった。もっと商店街に寄ってほしい」と要望した。

 市職員は「数が減ったとしても地域に商店街があるということが相模原の商業の厚みになっている。商店街に求められていることをどう残していくかが重要」「商業観光課の知識やエネルギーがしっかり伝わっているのか、足りない部分も感じている」などと話し、改めて顔を合わせて連携していく方針を示した。

 懇談会ではその他、イベントへの補助金・協力や老朽化した街路灯対策についてそれぞれ意見を出し合った。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

さがみはら緑区 ローカルニュースの新着記事

さがみはら緑区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS