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相模原発のローカルSDGs 共生社会実現へ着火剤が生む福祉の新たなモデル
株式会社ネットフィールド(網野通代表取締役/根小屋)が開発した着火剤「オガチャッカ」。同商品は、津久井産材のおが屑と葬儀業者やお寺で廃棄されるロウソクを掛け合わせて作ったもの。同社では、この製造技術を障害者支援施設の津久井やまゆり園に提供することで、現在は施設が商品の製造・販売を行っている。売り上げの約85%が施設に入るビジネスモデルになっており、以前から網野社長が目指していた「障害者が稼げる仕組み」のモデルケースとなっている。
これまでも同社は自社製品の袋詰めなどを福祉施設に委託してきたが、「利益を考えるとどうしても低賃金にならざるを得ない」とやりきれない思いを抱えていた。そこで「共生社会実現に向けたビジネスをやろう」と思考を転換。「企業としての対価はお金ではなく取り組み。これ自体にこそ価値がある」と考え、材料費を抑えられるこのビジネスモデルに行き着いたという。
福祉と福祉の連携
この取り組みは新たな連携を生む。一定の収入が確保できたことで、やまゆり園が区内の就労支援施設に製造を委託する「福祉と福祉のビジネス連携」が生まれた。これまで支えられる側になることが多かった障害者が、製造・販売に携わることで社会貢献できるという新たな価値を生み出した。網野社長は「ロウソクの廃材活用(環境)、おが屑という地域資源、そして福祉の就労支援連携という3つを掛け合わせた『ローカルSDGs』のモデルとなる取り組み」と胸を張る。そして、「地域と福祉、企業と福祉が連携して相模原で文化として根付かせていくことが大事。企業も福祉もみんなが温かい心で社会に貢献することができる。そのきっかけとして取り組みが広まってほしい」と願う。
■株式会社ネットフィールド/根小屋2598の11/【携帯電話】090・8722・1767
![]() 着火剤「オガチャッカ」
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![]() ※横に表示されている数字のアイコンは、SDGsの17の目標のうち、同企業の取り組みに該当する項目を一部掲載したものです
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