さがみはら緑区 経済
公開日:2025.09.16
商工会青年部主張大会
「心に灯り」ともして臨む
藤野・山崎さん、関東大会へ
神奈川県商工会青年部連合会の「第38回主張大会」が7月10日、南足柄市文化会館で行われ、藤野商工会青年部の山崎勇貴さん(42)が優勝した。10月1日(水)に栃木県で開催される関東ブロック大会へ神奈川県代表として出場する。
各地域の商工会青年部に所属する会員が日頃の活動や体験を通じて得た学びや地域振興への思いなどを発表する同大会。山崎さんは「静かな湖面、灯る灯り」をテーマに、県北ブロック予選会に臨んだ。ここ数年、ブロックでは連続優勝を収めている同商工会。「会の代表に選ばれちゃったなーという気持ちはあったけれど、プレッシャーや緊張はなかった」と振り返る。元々、人前に立つのが好きだという山崎さんは堂々と発表を終え、予選をトップで通過した。
小さな波紋を大きなうねりに
藤野商工会は今年で50周年の節目の年を迎えた。記念特別委員長を任された山崎さんは仲間と話し合いを重ね、放置竹林を整備、伐採した竹で竹灯りを作り藤野駅周辺をライトアップするイベントを記念事業として企画。そのイベントには代々藤野に住む人、移住者、全ての人を巻き込み、「オール藤野で挑んだ」という。大会では周辺地域が抱える問題、藤野への思い、自然環境整備を青年部が中心となって行い地域を牽引することの大切さを説いた。
県大会開催時にはイベントが終了していたため、予選とは少し内容を変更。放置竹林から生まれた「灯り」が人々と交り、人々の心をともす灯りへと変わるさまを言葉にした。そして、「小さな波紋でも情熱を注げば、やがて地域全体を揺らす大きなうねりとなる」、そう会場で訴えた。「今日で終わり、そう思っていたのに次もあるって」と笑顔で語る山崎さん。同商工会が関東大会へ出場するのは約30年ぶり。近づく大会を前に「みんなの思いを胸に魂をぶつけてきます。心に灯りをともし、その灯りを関東全体に広げてきます」と力を込めた。
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