さがみはら緑区 経済
公開日:2026.03.11
津久井に「空飛ぶクルマを」
商工会が先導 「可能性広がる」
昨年開催された大阪・関西万博でも話題となった「空飛ぶクルマ」。明確な定義はまだないが、国土交通省の資料によると「電動」「自動(操縦)」「垂直離着陸」をイメージした新たなモビリティで都市部での送迎サービスや山間部での移動手段、災害時の救急搬送の手段として期待が寄せられている。
この空飛ぶクルマについて津久井地域で導入の機運が高まっている。その中心にいるのは、津久井商工会のリニア委員会(高城善久委員長)。鳥屋にリニア中央新幹線の車両基地ができることを受け、同会ではそこを行き来する回送線の旅客線化の実現を働きかけている。さらに空飛ぶクルマの離着陸拠点を構築することで、津久井を拠点とした幅広い観光エリアの実現を思い描く。高城委員長は「旅客線化と空飛ぶクルマを掛け合わせれば、成田や羽田から来た人たちがここから富士山や湘南エリアへすぐに行ける。いろいろな可能性が一気に広がる」と期待を膨らませる。
「社会が変わる」
そのために、同会では空飛ぶクルマの実証実験の場所を「まずは津久井で」と強調する。高城委員長は「津久井なら河川や山、湖などの上を飛ばして各地に行ける。防災の視点で言えば、孤立地域の人の運搬、物資の輸送などにも活用できる。さらに、相模原は県のロボット産業特区でもある。ぜひこの地域で実証実験をやってほしい」と力を込める。
これらの思いや構想について、会員、地域住民らと共有できるようにと、2月には同会が主催して勉強会を開催した。当日は会員や議員、市職員など約70人が参加。専門家が登壇し、空飛ぶクルマの可能性について共有した。勉強会を振り返り高城委員長は、「ひと昔前には馬車しかない世の中に自動車が登場し、その数年後には社会から馬車がなくなった。実際に空飛ぶクルマも、一気に社会が変わるくらいの可能性を秘めているといった話があった」と振り返る。
地域全体で
「橋本にリニアの駅ができても、人が降りなければ何の意味もない」と地域では危機感を抱く。その分だけ、人を引き付ける要素の強い旅客線化と空飛ぶクルマへの思いは強い。
「津久井には水源文化都市構想がある。自然が豊かで、日本庭園とも評されるこの地域で実現すれば、まちも良い方向に変わっていく。持続可能な地域へと変貌するために、商工会が方向性を示すとともに、中心となって地域全体で、皆さんと一緒に盛り上げていきたい」と話す。
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