相模湖地域の企業や団体などを中心に組織する相模湖芸術・文化のまちづくり実行委員会が主催する「さがみ湖野外バレエフェスティバル２０２５」＝写真＝が10月18日（土）、19日（日）に相模湖公園の野外特設ステージで開催される。

　バレエをより身近に、気軽に楽しめる２日間。初日の18日は、ロマンティックバレエの代表作『ジゼル』（全２幕）を上演。東京バレエ団ゲスト・プリンシパルで、かながわ観光親善大使の上野水香さん、元バーミンガム・ロイヤル・バレエ団プリンシパルの厚地康雄さんらが出演。一流のダンサーが相模湖をバックに華麗に舞う。

　２日目の19日は、バレエの代名詞ともいえる作品『白鳥の湖』（第２幕）。元バーミンガム・ロイヤル・バレエ団プリンシパルの佐久間奈緒さん、初日に続いて厚地康雄さんが登場する。

　さらに19日は、音楽とバレエのコラボレーションとして、神奈川県ともに生きる社会かながわ応援マイスターで脳性まひと闘うバイオリニスト式町水晶さんが出演。式町さんのバイオリンに合わせてバレリーナが次々と演舞する。イベントの総合プロデューサーである吉野勝恵さんは「屋内ではなく、大自然を舞台にしたバレエをぜひご覧ください。特に日が落ちて辺りが暗くなっていく中で、照明が当たり一層美しさを増す相模湖を背にした演舞は必見です」と話す。

　当日は会場で入場無料のイベントも開催。オープニングには日本高校ダンス部選手権で優勝した日大明誠高校が出演。さらにバレエ衣装のファッションショーも開催。２日目は午前10時からいちにちどうぶつむらがオープン。ヤギ、アヒル、うさぎなどと触れ合うことができる。チェアバレエ体験、バレエ関係のブース、キッチンカーも登場。「さまざまななイベントを企画してお待ちしております。ぜひお気軽にお越しください」と吉野さん。

　詳細は同イベントのホームページで確認を。公演のチケットは残りわずか。お求めは同会（相模湖商工会内）【電話】０４２・６８４・３３４７。

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