「狙いを定めて〜」 吹き矢サークルが人気
健康増進につながると「吹き矢レクリエーション」の輪が広がっている。
忠生地区を中心にした『町田吹き矢健康会』、成瀬を中心にした『吹き矢サークル町南』(ともに内藤幹弘代表)では30人程が吹き矢を楽しんでいる。
内藤さんが推奨している吹き矢は室内で、6〜7m先の的を矢で狙うもので、気功を応用した呼吸法を採用。通常の的の他にビンゴのように、たて横の列を狙うものなどもあり、飽きさせない工夫も取り入れている。
参加者の一人は「普段の生活では、浅い呼吸しかしないけれど、精神を集中して、呼吸を意識しているので、終わったときは心地よい疲れが得られる」と話す。練習、競技を含めると70回ほど深い呼吸を行うという。
最高年齢で参加している座間章さん(83)と弘子さん(80)夫婦は、吹き矢で健康を維持している。章さんは「79歳で仕事を引退した時、地域のことをあまり知らなかった。そんな時に吹き矢サークルに入会。健康維持にもなるし、何よりここに来ると仲間がいるのがとても嬉しい」と話し、弘子さんは「気管の病気に罹って、最初は吹き矢も遠くに飛ばせなかったけど、今では的に向けしっかり矢を飛ばすことができて楽しい」とニッコリ。
内藤代表は「青少年はもちろん、高齢者も障がいを持つ人も誰でも気楽に参加でき、楽しめる競技です。会議室などでできるので、専用の場所も必要なく、また男性が多いのも、このサークルの特徴です。ぜひ気軽に体験してください」と呼びかけている。
会場や時間など詳しい問合せは【携帯電話】090・9340・8406内藤さんへ。
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