児童が医療現場を体験 超音波メス、縫合も経験
町田市民病院で10日、小学生を対象に普段見ることの出来ない病院の仕事を実際に体験できる「夏休み子ども病院見学会」が行われ、市内の小学4〜6年生の24人が参加した。 これは医療の現場を体験することで医療を身近に考え、地域医療に興味を持ってもらおうと昨年から開催しているもの。
当日はグループごとに手術室、薬剤科、リハビリ科を見学し、腹腔鏡体験や鶏肉を使った電気・超音波メス・縫合体験のほか、調剤体験、車イス体験、パラフィン浴体験、病院食体験など医療の現場を体験した。
児童たちは「普段体験できないことができて良かった」「手術室に行ったとき、超音波のメスが上手に切れてうれしかった」「病院の人は大変だなと思った」「色々な仕事をしていて驚いた」など感想を述べていた。
また今後、病院で体験したいことは「ナースの仕事をしてみたい」「電気メスやレーザーメスなど色々な手術道具を使いたい」「病院がとても綺麗だったので、病院を掃除している人を見てみたい」「本格的な薬を作りたい。作っている人を見学したい」「患者さんをどうやったら楽にできるか」など多くの要望が寄せられた。
市民病院では「猛暑日のなかでの開催でしたが、子どもたちの楽しそうなキラキラした目がとても印象に残っています。みなさんのおかげで病院の仕事を理解してもらういい企画になり、大変好評をいただいています。今後もよりわかりやすいように改善していきたい」と話し、企画の成功を喜んでいた。
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