町田市立小山小 文部科学大臣表彰を受賞 地域連携による学校教育
左から篠田康昌校長、ボランティアコーディネーターの本間宏美さん、学校支援地域理事の井上正治さん
町田市立小山小学校（篠田康昌校長）は、地域との教育連携が評価され、文部科学省から５日、大臣表彰を受賞した。
これは同校が長年に渡って地域と深い関わりのある教育活動を行ってきたことを評価されてもので、東京都約１８００の小中学校の中から、同校を含む５校が表彰された。開校１４０周年という節目の年に栄誉ある賞を受賞した。
同校では町田市学校支援センターのバックアップの元、地域農業従事者等の支援を受け、校内でお米や野菜の栽培、カイコの飼育、搾乳体験、谷戸の自然観察など様々な取組を継続的に行ってきた。
篠田校長は「地道に続けてきた活動だったが、開校１４０周年の記念の年にこのような賞を受賞し、地域の方々や卒業生の喜びになってもらえれば嬉しい」と話した。また「地域の方の支援、喜びが現場での教員の力にもなる。本間さん、井上さんを始め本校教育への支援活動にご尽力いただいた多くの皆様に感謝している」とコメントした。今後も地元商店による味噌づくりのほか、学童児童の登下校を見守える「見届け隊」や保護者を招いての大根パーティーを企画するなど継続して地域と協力し、地元がもつ教育資源を最大限に生かしながら教育活動を推進する。
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