長年住み慣れた土地を離れ、自ら新しいコミュニティーに参加することは容易ではない。高齢者などの孤立を防ぐためにも住み慣れた土地での住環境の整備や支援が求められている。8月から施行されている社会福祉法人悠々会(陶山慎治理事長)の見守り付き賃貸住宅事業「あんしんハウス」は、そんな事案に対し手を差し伸べる。
地域と入居者、住民同士の互助の仕組みを醸成する同事業では、高齢や離婚など様々な理由で賃貸契約や更新が難しくなった人の代わりに悠々会が不動産物件を借り上げ、低廉な家賃で貸し出す。すべての部屋に24時間見守りシステムや自動消火器が備えられ、買い物や通院などのお出かけ支援も行い、住む人をサポートしていく。また、月1回の無料のランチ会の実施や、提携クリニック、提携商店を紹介するなど「社会と繋げる役割」も。
陶山理事長は「一人暮らしの高齢者や生活困窮世帯だけでなく、見守りが必要なご家族にも安心してご利用頂ける事業です。また空き部屋で困る建物オーナーとの橋渡しにもなり、地域活性化にも役立てると考えています」と話す。
問合せ・相談は悠々会あんしんハウス事業部【電話】042・737・7288へ。
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