会員の作品が都や全国の各大会で好成績を上げ、日本全国から注目を浴びている町田市少年少女発明クラブ(康井義明会長)。同クラブの第13回アイデアものづくりコンテスト表彰式が14日、ぽっぽ町田の大会議室で行われた。作品展示会も行われ、将来の発明家たちの柔軟な発想により作られた発明品の数々は来場者の関心をかっていた。
これまでで最も多い83作品が出品。一次審査、二次審査を経て、金賞となる「アイデアものづくり大賞」は工藤貴博さん(鶴川第二小4年)、もう一つの金賞、「町田市長賞」は森琴音さん(町田第四小5年)がともに初受賞した。工藤さんの「等分まな板」は、おもちゃのマジックハンドの伸び縮みするアームのひし形が常に等間隔になるという性質を利用し、透明な板の下で等分が分かるというもの。パウンドケーキなどを均等に切ることができる。森さんの「エコ・ダンもつ」は、持ち手のない段ボールにフックを刺して持ちやすくするもの。いずれも生活の中の「不便」から生み出され、そのアイデアと完成度が評価された。
そのほか金賞から銅賞まで33作品の授賞が行われた。これら33作品は平成30年度の東京都児童生徒発明くふう展(東京都主催)に出品する資格を得られ、ここで特別賞を受賞すると全国大会に出場できる。「特許取得や内閣総理大臣賞受賞の先輩たちに引けを取らない新たな作品が続々と出てくる。今後も楽しみ」と同クラブ。
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