「がんばれー、負けるなー」の声援にも力が入る。2月22日、朝から小雪混じりの雨が降る中、鶴川若竹幼稚園(萩原康弘園長)で年長組の体操発表会が行われた。
前日までの晴天から天気が一変したこの日、凍えるような寒さに中止も検討されたが子どもたちの判断は「やりたい!」。準備体操直後に行ったリレー=写真上=から会場は大いに盛り上がった。この体操発表会は同園が卒園前の園児たちを対象に実施しているもので、男女別のリレー、ドッジボール大会=同下、縄跳びや鉄棒発表をする。「新しいステージに向かっていく子どもたちが、一人一人何ができるのかを自分たちで考え、作り上げてきました」と萩原園長。年長の園児はふじ、さくら、もも、うめ組の4クラス106人。走る順番や作戦会議などは園児たちを主体に行い、本番に合わせて準備し取り組んできた。
応援していた保護者の一人は子どもの成長を肌で感じて「あきらめずに頑張っている姿がかっこいい。運動ができる子にもできない子に対しても同じように温かい目で見守ってくれた先生たちのおかげ」と感謝を口にした。競技後の「園児のことば」のプログラムでは子どもたちが自らの言葉でしっかりと思いを話した。気がつけば雨も上がり、平昌に負けない感動と熱気が会場を包み込んだ。
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