まちだ中央公民館で先月27日、市内の助産師・野口としのさんを講師に「幼児期からの性教育」をテーマとした勉強会が開かれ、約20人の母親が参加した。主催はフェイスブックを主体に活動する「町田ママの会」。同会は「ママのための場作り」のために、様々な企画に取り組んでいる。
代表の藤井知子さんは、5歳と8歳の2児の母。結婚を機に町田市へ移り住み、親や親戚がいない中で出産と育児を体験した。「同じように子育てに奮闘するママたちに頼もしいコミュニティーを作りたい」と、3年前にSNSを活用したグループを立ち上げた。
「市内の役立つ子育て情報が集まる」と人づてに広がり、現在350人以上が参加。藤井さんをはじめ、保育士など4人の事務局が中心となり、リアルでの交流を目的としたママ会や芋煮会、子育てに役立つ講演会などを企画してきた。昨年は市民活動フェスティバル「まちカフェ」にも協力し、ママたちの本業やスキルを活かしたステージや出店などで盛り上げた。
「ママが自分らしく、社会とつながれる場を町田に作っていきたい」と藤井さん。今後は企業との連携なども視野にいれ活動を続けていくという。
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