耕地亭の囲炉裏の前で
相原グルメの紹介にも尽力する野戸美江さんに続いては、境川源流域の大戸緑地の里山風景を守る相原住民の花形亮一さん。
大戸源流森の会の会長をはじめＮＰＯ法人「雪の木」理事長も務める。
同町の魅力を「人が来ないのが魅力じゃないかな」と、洒落っ気たっぷりな回答。
町田市の西端部にある大戸緑地の整備に加え、地域の小学校への里山授業などにも協力。一緒に竹細工に挑戦したり、タケノコ掘りを楽しんだりと、児童が身近にある地域の自然に触れる機会を提供しているという。
また明治天皇が宿泊したという歴史ある古民家「耕地亭」は自身の生家。今はレンタルスペースとして地域に貸し出している。囲炉裏付きの空間は情緒あふれる。
また毎週木曜日には、きらぼし銀行相原支店近くのスターキッズの前庭で地場野菜を販売。新鮮なウドやゼンマイなどの山菜を買いに遠くから足を運ぶ人もいるという。
「人が来ないからこそ豊かな自然が育まれている」とニッコリ笑った。
緑地山頂からはランドマークタワーが望めた
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