桜美林大学は9月15日、町田キャンパスで今春の開催を見送った入学式に代わる新入生歓迎イベントを開催した。
キャンパス内にあるチャペルでは礼拝形式の歓迎会を開催。パイプオルガンの音色や牧師による祝福の言葉、芸術文化学群の学生がリモートで出演した讃美歌の合唱などで新入生を歓迎した。
キャンパス中央のケヤキの広場にはステージが建てられ、大学祭実行委員会を中心とした学生有志が企画立案した入学フェスティバルを実施。音楽系団体やダンス系団体に所属する先輩たちが輝かしい姿を披露し会場を盛り上げた。
秋からリスタート
新型コロナウイルスの影響により多くのイベントが中止になる中、同大学でも入学式の開催を断念せざるを得なかった。入学後もオンラインで授業を行うなど、新入生は友だちを作ったり部活やサークルでの活動ができず、現在もキャンパスライフは送れていない。歓迎会であいさつに立った長田久雄副学長は「教職員一同が検討を重ね、ようやく入学をお祝いすることができた。秋学期はオンラインを軸にしながら一部対面授業を行う予定。改めてキャンパスライフのスタートにしてほしい」と話した。
友人作りも
愛知県から上京し一人暮らしをしている女子学生はこの日、群馬県出身の女子学生と知り合い、行動を共にした。「来ようか迷ったけど、すぐに友だちができたのでよかった。先輩たちが頑張ってイベントを開いてくれてうれしい」と話した。また埼玉県川越から参加した男子学生は、オンライン授業で知り合い、意気投合した男子学生と初対面。二人はバスケットボールサークルに興味があり、先輩たちによる部活・サークル紹介に参加したいと笑顔で話していた。
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