野津田公園には雑木林に囲まれた広い草地がいくつも点在し、それぞれの草地で生物多様性に配慮した草地管理が行われ、「草地ビオトープ」が形成されている。
「ビオトープ」とは生き物が安定して生活できる空間のこと。同公園指定管理者のスポーツパークパートナーズまちだ(石川宏幸所長)は、刈残しや高茎草地と低茎草地の区分けを行い、生物多様性の保全に取り組んでいる。
このほど同公園を拠点に自然保全等の活動を行う野津田・雑木林の会(久保礼子代表=人物風土記で紹介)や地域住民たちの声を受け、草地ビオトープを紹介するための看板を設置することを決定した。同会の協力で掲示内容の原案ができ、現在は看板の土台作りを行っているところだという。今年度中の設置を予定している。
子ども向けの看板も作られ、虫たちが丈の低い草地や高い草地等に棲み分けしていることや、虫が暮らしやすいように刈残しを作っていることなどの説明を分かりやすく紹介。別途、注意喚起の看板も設置する。石川所長は「スポーツ利用と共に様々な自然環境もお楽しみ頂けたら」と話す。
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