町田市を拠点に活動する町田イタリア歌劇団が12年の歴史で始めて開催する「少し遅い母の日コンサート」を6月20日(日)、町田市民フォーラム3階ホールで行う。同劇団を主宰する柴田素光氏の母が亡くなって10年の節目として企画。20代の若い女性ソプラノ歌手3人が出演する。
出演者の一人である相模原市在住の鈴木椎那さん(=人物風土記で紹介)は現在東京芸術大学大学院在学中で声楽を専攻。2019年には初めて出場した「第17回チェコ音楽コンコール」の声楽部門で優勝した経験を持つ。「ここまで大切に育ててくれた母への感謝の気持ちを込めて歌います」と鈴木さん。
ほか、同大学を卒業してフランスに留学した伊藤名佳子さん(メゾソプラノ)、同大学及び大学院を修了し、よく響く美声が魅力の川上智子さん(ソプラノ)が共演。曲目は「おかあさん」「母」「オペラ『道化師』よりアリア」「母が教え給えし歌」などを披露する予定。ピアノ奏者は前田明子さん。
午前11時開演(10時30分開場)。全席自由で入場料1000円。申込みは【携帯電話】090・1734・8116柴田さんへ。なお、東京都の緊急事態宣言の再延長等によりホールが使用できなくなる場合、宣言解除後に改めて開催する。
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