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町田 政治

公開日:2021.11.18

衆議院議員インタビュー
政策力と実行力で変革を
自由民主党 小倉將信氏

  • 東京大学卒。2012年、衆議院初当選(4期目)。第52代自民党青年局長。40歳

――今回の結果を受けて振り返りを

 「追い風でも向かい風でもなく無風。その分議員活動のこれまでの積み重ねが問われた選挙だった。野党が統一候補になり、前回の結果のままだと票を上回われてしまう。支援者のおかげで前回よりも2万3千票近く増やすことができたので、厳しかったが接戦を勝ち切ることができた」

――戦後3番目に低い投票率(55・93%)でした

「より多くの人に投票してもらえるような期待感の持てる政策を既存の政党が十分に提示できていないと感じる。また野党が統一された結果、有権者に多様な選択肢を与えられなかった。候補者が絞られるというのは受け皿がなくなるということなので、今後は考えていかなければいけない」

――当選者の女性の割合が下がりました

 「10年間政治活動してきて、どれだけ駅に立てているか、イベントに参加できているかなど、活動の量に依存しているところがある。そうすると性別差があるので、体力的に女性が不利になるところがあると思う。女性議員を増やすためには活動量によるのではなく、それぞれの候補者の政策や政治活動における実績などを、より多く有権者に見てもらい判断してもらえる選挙にしていかなければ。踏まえて今回『政策を票につなげる』をスローガンにした」

――今後力を入れていく政策は?

 「コロナ対策をしっかりやっていきたい。税制調査会のインナーに選ばれるので、賃上げをしっかりしている企業を支援できる税制、5Gなどのイノベーションを促進する税制、住宅取得を促進する税制などの税制改正で経済を支える政策を真っ先に打ち出していきたい。また自民党のデジタル社会推進本部の事務局長になるので、我が国の行政のデジタル化をさらに強力に後押したい」

――町田について

 「口先だけではない町田市との連携を進めていく。一昨年の南町田グランベリーパークの開設や来年のバイオエネルギーセンターの開業など、多額の国の支援を実現してきた。引き続き市がやりたい事業及び市議会が決定した事業をしっかり実現できるよう、国の側から後押ししていきたい」

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