町田 スポーツ
公開日:2022.04.21
町田で働くプロボクサー
石澤開選手、いざ世界戦へ
明日22日 雪辱のリングへ
生コンや建設資材等を扱う愛知金物建材株式会社(木曽西)で働く、ボクシングWBO世界ミニマム級5位の石澤開選手(25)=M.Tボクシングジム(相模原)=があす4月22日(金)、東京・後楽園ホールで、同級チャンピオンの谷口将隆選手(28)とのタイトルマッチに臨む。自身初の世界挑戦を目前に控えた14日、石澤選手は所属ジムでスパーリングやミット打ちなどを行い、8日後の試合に向けて仕上げに汗を流した。
相手は宿敵・谷口選手
今年1月のミニマム級日本王座決定戦で勝利し、チャンピオンに輝いてから間もなく、世界タイトル挑戦の話が舞い込んだ。対戦相手の谷口選手は2年半前、石澤選手のプロキャリアに唯一の黒星をつけ、その後、世界チャンピオンにまで上り詰めた宿敵だ。世界王座を決める一戦に闘志をたぎらせる一方で石澤選手は、「世界戦というよりも、(谷口選手への)リベンジの場がタイトルマッチになったという意識のほうが強い」と言葉にするほど雪辱に燃え、3カ月を過ごしてきた。
世界のベルトを地元に
調整も最終盤を迎えたこの日は、マスボクシングと言われる力を入れずに打ち合うスパーリング1ラウンド3分を7ラウンド消化したほか、ミット打ちなどを行い、一つひとつのパンチをトレーナーと念入りに確認した。残り1週間で、疲労を取りながら体重を落としていくという段階。練習の合間に取材に応じた石澤選手は、「今日は感覚を養うため、軽めの実戦練習。コンディションは万全」と落ち着いた様子で話した。
加えて、意気込みを尋ねると石澤選手は、「前回、谷口選手に敗れて悔しい思いをしたが、それは自分だけではなく、応援してくれている方々も同じだと思う」と述べ、「あの時のリベンジを果たすとともに、地元に世界のベルトを持って帰りたい。皆さん応援よろしくお願いします」と力強く語った。
ここまでの戦績は11戦10勝(9KO)1敗。最軽量級でありながら高いKO率を誇っており、元ヘビー級王者マイク・タイソン氏にあやかってトレーナーに付けられたニックネームは「マイクロ・タイソン」。持ち味の強力なパンチに磨きをかけ、あす決戦に臨む。
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