玉川大学(小原芳明学長)は6月3日、現職の国会議員6人を招き「来たる参院選に向けて若い人達に何を訴える!?」をテーマにしたシンポジウムを開いた。
主権者である18・19歳の学生に、政治参加意識の推進や制度等の周知啓発をより一層充実することが目的で、シンポジウムには同学園の大学、高校の学生、生徒約120人が参加した。
「主権者教育」とは国や社会の問題を自分の問題として捉え、自ら考え判断し、行動していく主権者を育成すること。同大学では、学士力に「市民としての社会的責任」を身につけることを定め、初年次教育の中で主権者意識向上の取組を継続的に行っている。
衆議院議員の自由民主党・和田義明氏、立憲民主党・荒井優氏、日本維新の会・金村龍那氏、国民民主党・西岡秀子氏、日本共産党・本村伸子氏、参議院議員の公明党・佐々木さやか氏が登壇し、それぞれ政治家を志したきっかけや、選挙に対する考えを述べ、学生らからの質問に応じた。コーディネーターは同大客員教授で政治解説者の篠原文也氏が務め、「このシンポジウムをきっかけに、しっかり主権者意識を持ち、投票率と質を上げよう」と学生らに呼びかけた。
同大文学部英語教育学科1年の田代悠貴さん(20)は「テレビでは得られなかった貴重な情報に触れられ、社会の見方が変わった。しっかり政策などを理解し、納得したうえで選挙に行きたい」と感想を話した。
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