サレジオ工業高等専門学校(小山ヶ丘)のデザイン学科4年生10人が11月15日、ナノファイバーを活用した新商品開発の「企画提案プレゼンテーション」を行った。
これは同校と連携協定を結ぶ城南信用金庫(品川区・川本恭治理事長)が事務局を務める「よい仕事おこしフェア実行委員会」の活動の一環によるもの。同金庫と付き合いのある関西電子(株)(大田区・進士国広社長)がペットボトルを再利用して開発した素材ナノファイバーの商品化に、学生がデザイン実習の授業として協力した。
8月に同社工場を見学した学生らは、毎週の学内ワークで提案物を精査し、10月には中間報告を実行した。それらを踏まえた今回の最終報告では、各自の持ち時間5分間で新商品をプレゼン。それぞれ消臭剤や植物プランター、浄水器やタオルなど、ナノファイバーの消臭効果や親水性・吸水性などに着目した商品が発表されると、同社の近藤正博取締役が一つずつ講評。「柔軟な発想で大変面白い」としたうえで「こう変形するともっと良い」などと具体的なアドバイスも行った。
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