町田 教育
公開日:2023.02.09
中P連
作文返却 3年ぶりに手渡しも
中学時作成 新成人に
町田市立中学校の在籍時に20歳の自分に向けて書いた作文を、成人式当日に返却する企画「タイムマシン作文」。市内20校のPTA会長が集まる町田市立中学校PTA連合会(菅原純会長)による取組で、2005年から毎年継続して行われてきた。18年目となる今年1月9日には、市立総合体育館の小体育館を返却会場とし、役員が3年ぶりに新成人に手渡しで返却した。手紙を開けた新成人からは「こんなこと書いてたな」「懐かしい」など喜ぶ声が聞かれた。
コロナ禍で過去2年は郵送で返却となっていた。菅原会長は「行動制限がなくなり、みんなが揃うところで渡してあげたかった。新成人が5年前の自分に会うという、ほほえましい瞬間に立ち会えた」と喜ぶ。密を避けるため体育館内を一方通行にしたことで、アリーナまでの途中に返却会場を通ることになり、コロナ禍前よりも返却率が高まった学校もあったという。
返却会場には各校のパネル展示も行った。本来は本会場のアリーナに20校分並べていたが、観賞する新成人らが溜まってしまうことを避けた形だ。学校によっては卒業する生徒たちの5年後を考えて、その年に作成する学校もあることから、「お蔵入りにならずによかった」との役員の声も聞かれた。「過去の写真やかつての先生からのメッセージなどが載っているパネルもあり、どうしても止まってしまうところ、申し訳ないと思いながら誘導しました」と振り返る。学校によってはパネルを画像にして後でスマホなどで見られるよう、二次元コードを載せたプリントを配布するところもあった。
共働きが当たり前の時代。なり手不足などPTAの在り方が取り沙汰されている。そのような中、保護者の中には中学3年で本部役員役員をすると5年後のタイムマシン作文の返却に立ち会えるので進んで立候補する人もいるそうだ。菅原会長は「本来はやりたい人が楽しくやるもの。子どもたちと学校を作っていく素晴らしい体験。やりたくてもやれない人も多い中で、イベントごとのエントリー制にするなど工夫して継続している学校もある。時代に合わせながら無理なく継続していければ」と話した。
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