町田 社会
公開日:2023.03.23
ふるさと納税
桜を保全し次世代へ
100万円目標に募る
気象庁による桜の開花宣言が3月14日に行われた。市内では毎年、開花時期に尾根緑道、芹ヶ谷公園、恩田川のメイン会場を始めとして各地でさくらまつりが開かれ、賑わいを見せる。
市は現在、「桜を守ろう!『まちだのさくら』を未来へ」と題し、桜の維持保全活動を行うための寄附を募集している。昨年に続き、ふるさと納税を活用。募集は5月29日(月)までで、目標金額は100万円。集まった寄附金は尾根緑道の桜並木、小山のしだれ桜などの保全に使われる。
尾根緑道の桜並木は整備から約50年が経過し、桜の老朽化が進行。枯れ木もあり、桜の本数は年々減少している。雑木の整理や土壌改良を行うことで、植栽環境を整え、新しい世代の桜の植栽も行っていく。
また、市の天然記念物に指定されている小山市民センター前のしだれ桜は、同センターが小山小学校だった頃に移植されたもので、樹齢は約150年と推定される。長い年月風雨にさらされ、樹木が腐敗し、空洞化が進んでいる。折損の危険性の高い上部の大枝を伐採するなどして保全活動をする考え。
市は、市民が親しむ『まちだのさくら』を守り、育てることで、「まちだの桜の風景を未来へつなぎ、地域への愛着を育くんでいきたい」としている。
応援者求む
ふるさと納税とは、地方自治体への寄附のことで、生まれ育ったふるさとや応援したい自治体に貢献できる制度。市外在住の人へは返礼品が送られる。手づくりハム・ソーセージ専門店クロイツェルのギフトセットや市内道場での侍・武士道体験など、市ならではの返礼品の数々から選択できる。
受付はふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング」または、市HPから入手できる寄附申出書に必要事項を記入し、町田市役所財政課へ郵送する。
問い合わせは同課【電話】042・724・2149へ。
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