町田 スポーツ
公開日:2023.04.06
日大三高
小倉監督 最後のげき
宿敵・帝京高とのラストゲーム
日大三高(図師町)野球部の小倉全由監督(65)が現役最終日となる3月31日、同校グラウンドで行われた帝京高との練習試合でユニフォーム姿でベンチに入り、教え子たちの試合を見届けた。小倉監督は26年間、同高を率い、2001年夏、11年夏の二度の優勝、甲子園通算37勝(関東一高時代を含む)を挙げた。定年を機に引退することを決めていた。
一足早く、昨年夏に勇退した帝京高の前田三夫前監督(73)も駆け付けた小倉監督の最終試合。小倉監督は選手ら一人ひとりのプレーに対して「げき」を飛ばして鼓舞。試合は2本のホームランで同高が追いつき3対3で引き分けた。
試合後のセレモニーでは前田氏や選手らから記念品が贈られた。最後、選手らに胴上げされた小倉監督は「良い星に生まれて幸せだ」と語り、選手らに見送られながらグラウンドを後にした。
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