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町田 文化

公開日:2023.04.13

市内出身監督作品「ドクター・バラー」
「全国区」へ一歩あゆむ
同郷の医師の12年追う実録映画

  • 受賞式での大村さん(コービーシマダさん提供)

  • 映画のチラシ

 町田市出身・アメリカ在住の映画監督、コービーシマダさんが昨年製作した映画「Dr・Bala(ドクター・バラー)」が4月29日(土・祝)から、中野区にある映画館「ポレポレ東中野」で上映されることが決まった。同作品は成瀬台にある大村内科医院の院長の息子で東京慈恵会医大の耳鼻咽喉科医・大村和弘さんが自身の夏休みの一週間に東南アジアの各国に出向き、現地の医師らに医療技術や"誇り"を伝授する約12年間の活動を追ったドキュメンタリー。各地の映画祭で話題になり、昨年、町田商工会議所青年部でも上映会が開かれた。

 今回上映する3週間の人の入り具合では期間延長や全国区への拡張に繋がる可能性があるとされる。コービーシマダ監督は「多くの人に観てもらいたい。影響力のある映画館なので期待しています」と話す。

由緒ある勲章授与

 大村さんは今年、4年ぶりの訪問となったカンボジア王国で、現地の医師とともに同国初となる内視鏡下頭蓋底手術を成功させた。2008年から15年に及ぶ同国での医療ボランティア活動や、現地耳鼻科医への手術教育活動の功績が評価され、同国で1905年から続く由緒ある勲章「モニサラポン大十字章」を同国の国王より授与された。大村さんは自身のブログで「名誉ある賞をいただく事ができて、改めて感謝の気持ちでいっぱいです」と伝えている。

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