町田 文化
公開日:2023.05.11
たせが行く 町田の見どころ探検
珍しい草花との出会いも
古くから栄えてきた商店街や、緑豊かな自然や里山の風景があり、様々な魅力であふれている町田市。今回は新人記者たせが、4月25日実施の町田市観光コンベンション協会主催の「町田スペシャルバスツアー(旧白洲邸武相荘〜ふるさと農具館〜町田薬師池公園のぼたん園〜昭和薬科大学薬用植物園)」へ参加。訪れた場所を紹介します。街歩きを通して発見した市内の見どころスポットも。
町田で触れる植物の世界
自然豊かな町田市内。バスツアーを通して廻った様々な場所でも植物と触れ合うことができた。
ぼたん園
約1700株の色とりどりなボタンやシャクヤクが花開く町田薬師池公園内のぼたん園。黄色で下向きに咲く花はフランスボタンで、同園内には5品種存在。和名はどれも「金閣」「金帝」など「金」から始まる。実はこれらは、現在NHKで放送されている朝の連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルとなった植物学者の牧野富太郎さんがフランス語名を分かりやすくしたものだ。
現在はピークを終え、今季のぼたん園の有料開園は終了している。来年の開花も見逃せない。
薬用植物園
自然豊かな場所に構える昭和薬科大学薬用植物園。園内には、薬草のほか、街中では見かけない珍しい植物もたくさん育てられている。砂糖の300倍甘いとされるステビアという葉や、有毒で有名なトリカブトも。
同園は通常毎週土曜日に開園。夏ごろに咲く花も多いとのこと。
牧野さんが愛した植物の世界を感じながら、散策するのも楽しみ方の一つだ。
可愛いお店でスイーツをバニラシュガー
忠生に店を構えるケーキ店・スイーツガーデンバニラシュガー。可愛らしい店内には色とりどりのスイーツが並ぶ。
ケーキ・内装を手掛けるのはオーナーの浅倉心さんご夫婦。コンセプトは「ナチュラルアンティーク」だそう。「使うお酒を控え、子どもにも大人にも食べてもらえるケーキ作りを心掛けている」と 浅倉心さん。
白洲夫妻の暮らし体感旧白洲邸 武相荘
吉田茂の側近として、戦後の日本復興に尽力した白洲次郎と、妻で随筆家の正子が住んだ邸宅。
「武相荘(ぶあいそう)」という名前は、武蔵と相模の境にあることと「不愛想」という言葉を掛けて次郎氏が命名したとのこと。
竹林を抜けると、花と緑に囲まれた茅葺き屋根の邸宅が現れる。
館内では白洲夫妻の生活が再現されており、当時の様子を肌で感じられるものとなっている。併設されるレストランでは、次郎氏が好きだったメニューも再現され、振舞われる。
菜の花畑広がるふるさと農具館
町田市内の農家で実際に使われていた農具や、生活用具の展示が行われているふるさと農具館。ここでは、農業をテーマとしたパネルや写真の展示、七国山の農家の方が作った野菜の販売も行われている。
同施設の裏手には、一面に菜の花畑が広がっている。ここで育った菜の花は搾られ、なたね油として販売されている。
市街地から車で約20分の場所で、豊かな自然に触れることができるという点も魅力だ。
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