町田 社会
公開日:2023.09.28
都・町田支部
「行政書士にかかりつけを」
町の法律家といわれる「行政書士」。各省庁や都庁、市役所、警察署などに提出する書類の作成を主な業務とし、携わる業界は多岐にわたる。
「相続や遺言、会社設立や帰化申請など、依頼者の人生の大切な場面に立ち会うことが多い。仕事を通じて人の役に立てることにやりがいを感じています」と話すのは、東京都行政書士会町田支部の久住博隆支部長だ。
行政書士は業務内容の公益性の高さから、基本姿勢として倫理規定が定められている。依頼者の資産など、個人的な事情にかかわる業務も多いため守秘義務があり、公正で親切であることなどが求められている。「行政書士はまだまだ知られていない。『法律を知らず損をした』とならないためにも、もっと知ってもらうための活動に力を入れたい」と意気込む。
支部の活動
町田支部には現在、約160人の行政書士が所属。毎週水曜日には、市役所の広報課で相談を担当している。久住支部長によると、補助金の電子申請などコロナ下で需要は増えており、他の士業と連携し堺地区から南地区でも出張相談会を行っているという。
弁護士や税理士などの士業は業際と呼ばれる事業分野が法律で定められており、行政書士の業務は『他士業の法律などで制限されているものは除く』との定義から士業の窓口的役割ともいえる。
久住支部長は「法律や行政手続きでわからないことがあれば、まずは行政書士に相談してみてください。そこから専門家へつなげることができます。何があるかわからない時代に、『かかりつけ行政書士』を検討していただければ」と話した。
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