町田 社会
公開日:2025.09.18
市内訪問介護事業者ら
集結し効率化進める
昨年団体設立 採用面などで
介護報酬改正により基本報酬が引き下げられ、採用活動が進まないなど、苦境が続いている訪問介護業界――。町田市内では一部の中小事業者らが団結して現状打破を目指し取り組みを進めている。市内訪問介護事業者ら5社が名を連ねる団体「町田介護事業所協働ネットワーク」だ。昨年12月に発足し今年3月には初めて合同の就職相談会を開催。5社が1つになることで、単独で実施するよりも採用やスタッフの研修などをクオリティ高く効率的に行うことができるようになったという。団体設立の発起人で、森野の株式会社ポートエモーションの高橋豊さんは「1年目の今年は基礎固めの時と考え、一歩一歩進んでいます」と笑顔をみせる。
「まとまって」
一方で今後、介護を受ける人が増えるなか、今よりも人手不足となっていく状況に訪問介護業界がより1つにまとまっていかなければならないと感じているという。高橋さんから見て「効率の悪い」風習が業界には残っているといい、それぞれの会社のメリットだけを考えるのではなく、介護を必要とする人のためにみなが効率よく働ける環境を整えていく必要があると考えている。
「その解決策として、介護に関わる人たちが情報交換できるアプリを開発したいと考えている。介護を受ける人のためにつながるものを」と高橋さん。この冬にも開発に着手していきたいといい、「町田市内の訪問介護事業者が1つにまとまってね。そして、それが成功事例として全国各地に広まっていけば」と話している。
町田介護事業所協働ネットワークが開催する合同就職説明会は今月22日(月)・27日(土)にも開かれる。詳細はHPなどで。
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