町田 社会
公開日:2025.10.23
「ここ、なんだろう?」町田の渦の中心で、新しい出会いが生まれる場所『はっとまちだ』
はっとまちだ青木さん 宮本さん
町田駅前の賑やかな大通り。多くの人々が行き交うその一角に、まるで生き物のように渦を巻き、空へと伸びていく不思議な建物があります。「あれは何だろう?」-道行く誰もが足を止め、視線を奪われるこの場所が、町田の新たな交流拠点「はっとまちだ」です。コンセプトは「日常も特別も。あなたとまちをつなぐ。」。人と人が出会い、言葉を交わし、新しい何かが生まれる-そんな可能性に満ちた、まさに「生きている」場所です。今回は、「はっとまちだ」で活躍されている青木さんと宮本さんにお話を伺い、ここで紡がれる物語について探りました。※こちらの内容は町田市シティプロモーションサイト「まちだで好きを続ける」に公開されたものの一部です(9月18日更新)
まず、「はっとまちだ」は、どのような場所なのでしょうか?
「大きく分けて4つの顔があります。まず、町田のイベントやお店の情報を『知る』案内所としての顔。それから、地元のお店の美味しいものを気軽に『味わう』テイクアウトの顔。作り手の想いがこもった逸品に『感じる』物販の顔。そして最後に、誰もが自由に休憩したり待ち合わせたりと、思い思いの時間を『過ごす』フリースペースとしての顔です。この4つの機能を通して、皆さんとまちをつなぐお手伝いをしています」
こうした多彩な顔で人々を迎え入れる「はっとまちだ」ですが、訪れた人がまず心惹かれるのは、そのユニークな姿かもしれません。空へと伸びる渦巻き状の屋根は、なんと高さ約8メートル。きらりと光る銅板は、時と共に色合いが変化し、まちと共に呼吸をしていきます。
「オープンしてから、『ここ、民間交番だったよね?昔よく道を聞いてたんだよ』って声をかけてくださる方が本当に多いんです」
そう、この場所はもともと「民間交番」として地域に親しまれていた場所でした。道案内をきっかけに、話が広がっていくことも多いそうです。
「『昔はこうだったよ』『あそこのお店、新しくなったよ』『こんな活動をしている人がいるよ』など、逆に私たちが新しい情報を教えていただくこともたくさんあります」
新しい建物は、人々の中にあるまちの記憶を呼び覚まし、過去と今、そして未来をつなぐ対話のきっかけになっていました。ここでは訪れる人から渡された知識のバトンが、また次の誰かへと手渡されていくのです。
そんな「はっとまちだ」の店内には、町田の作り手たちが生んだ、こだわりの品々が並びます。ここで大事にされていらっしゃることは何でしょうか?
「商品をただ並べるだけでなく、作り手の方がどんな想いで作られているのか、その背景にあるストーリーと一緒にお届けしたいと思っています。接客していると、お客様に『こんなかっこいいの町田にあったんだ?』って驚かれることも」
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