町田 社会
公開日:2026.01.08
この街の物語を描きたい。漫画家・丸顔めめが描く「いろんな色の街」、町田
漫画家丸顔めめさん
多くの人が行き交う町田の駅前。この見慣れた風景を、創作の舞台に選んだ漫画家がいます。漫画家・丸顔めめさん。丸顔さんが描く人気漫画『スーパーベイビー』(芳文社)は、町田を舞台に、不器用で愛おしい日々を紡ぐラブコメディです。SNSで「共感の嵐」を巻き起こし、瞬く間に話題となった本作。単行本は累計113万部を突破し、多くの読者の心を掴んでいます。熊本出身のギャル・玉緒(たまお)と、本好きで地味な青年・楽丸(らくまる)。「町田」という舞台で二人が恋に落ち、育んでいく日常を、優しい眼差しで描きます。なぜ、丸顔さんは町田を描くのでしょうか。創作の原点と、この街との深い縁を紐解きます。※こちらの内容は町田市シティプロモーションサイト「まちだで好きを続ける」に公開されたものの一部です(11月6日更新)
幼い頃から『カードキャプターさくら』などの少女漫画を読み、「可愛い女の子が描きたい」と願っていた丸顔さん。中学生時代には、グラフィックデザインの世界に魅了され、多摩美術大学へ進学。ただ、そこで、大きな壁にぶつかりました。
「大学でデザインを学ぶうちに、自分が作るより見る方が好きだと気づいてしまったんです。同級生たちがデザイナーとして就職していく中、自分は就活も失敗して…」
「挫折」と語る経験を経て、一度は全く別の道へ。ウェブ系の企業に就職しますが、転機は思わぬ形で訪れます。「美大出身だから」と、上司からイラスト制作を任される機会が増え、創作意欲が再燃。同人誌を描き始めると、その才能が出版社の目に留まり、最初に夢見た漫画家への扉が開かれました。
また、一度聞いたら忘れない「丸顔めめ」というペンネームは、ご自身の愛称と「好き」が詰まった、なんともチャーミングな由来でした。
「”めめ”は町田でよく遊んでいた友人がつけてくれたあだ名なんです。私自身が丸顔なのと、好きなキャラクターも丸顔が多かったので、同人活動のサークル名を”丸顔”にしていて。それを商業誌デビューの時に合体させちゃいました」
そうはいっても夢だった漫画家への道は、平坦ではありませんでした。特に、物語の設計図となる「ネーム」作りは、常に産みの苦しみを伴うと言います。
「ネームは本当に何度も書き直します。『スーパーベイビー』は一人の人生をより深く描いているので、骨が折れるというか、泣きながら描くこともあります。一人ひとりのキャラクターに人生があって、漫画として切り取るのはその一瞬。漫画の上で嫌なキャラクターに見えても、責任を持って人生を作ってあげたくて、だから精神が摩耗します」
ピックアップ
意見広告・議会報告
町田 ローカルニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!













