八王子市社会福祉協議会では9月11日、関東・東北豪雨の災害の被災地支援にあたるボランティアリーダーに対して1人あたり1万5000円を上限とした助成金を支給すると発表した。同協議会では2011年から、東日本大震災においてのボランティア活動対し、市民からの募金を充てる取り組みをしている。13年には1人ひとりではなく、ボランティアグループのリーダーに対しての助成となり、補助額も現在の1万5000円にアップされた。
被災者への支援だけではなく、ボランティアリーダーに対しても支援をするのは、八王子で大きな災害が起こった際に必要となるリーダーを育成していきたいという側面もあるという。今回の原資は2013年に集まった約275万円。
なお同協議会では21日、市民ボランティア約20人を、被害が発生した栃木県日光市に派遣させた。日光市は八王子市の姉妹都市。
八王子市の対策
今回の大雨では八王子市内でもがけ崩れの危険性が高まったとして9日、約12万世帯26万人に対して避難勧告が出た。市防災課では「避難勧告が出ても、必ず避難所に行かなければいけないわけではない。外に出ることが危険なケースもある。室内の2階や、がけの反対側に避難するなど状況にあった行動をしてもらえれば」と話している。
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