市立由井中学校(片倉町)で9月28日、市選挙管理員会が貸し出した投票箱などを使用して生徒会本部役員選挙が行われた=写真。来年7月の参議院選挙から選挙権年齢が満18歳に引き下げられることを受けて、近い将来有権者になる生徒たちに参加意識を高めてもらうため。なお、選管が実施まで関わって本格的に模擬選挙を行うのは希だという。
実物を使用したのは投票箱、記載台、投票用紙交付機など。有権者が実際に選挙に行ったときと同様に、投票権を受け取った後、記載台で書き込み、投票箱に入れる流れで行われた。最初に投票箱の中身が空であることの確認や、実際の投票の際にも投票所に立ち会う「明るい選挙推進委員会」のメンバーの見守りもあった。
「緊張感ある」
同校の和田薫校長は「選ぶということは責任を持つということ。しっかりした選択ができる大人になってほしい」と話した。
選挙管理委員会を務めた加藤春菜さん(3年)は「1〜2年生のときの生徒会選挙とは全然雰囲気が違う。緊張感がある。3年後、投票に行くときの参考になりそう」と話した。
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