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高尾山 薬王院に新たな「講」 「幅広い世代」経営者中心

文化

掲載号:2017年1月26日号

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高尾山薬王院の御本社
高尾山薬王院の御本社

 大本山高尾山薬王院(高尾町)の新たな「講」(同じ目的で参拝する集まり)が誕生した。1月16日、八日町で設立記念総会が開かれた。薬王院の講は、市内を代表するものとして100年以上の歴史がある「有信講」と1990年に発足した「八隆講」がある中で、今回の講には幅広い世代の経営者を中心に、47人が参加した。

47人で発足 信仰の山「自然残す」

 設立したのは「高尾山有喜講(ゆうきこう)」。講員は市内の「幅広い世代の経営者」が中心で「案内人」にあたる先達は佐藤秀仁さん(同院法務課長)、「世話役の中心」となる講元は落合龍太郎さん((株)まるき代表)が務める。

 薬王院の講の新設には原則30人以上の講員が必要となるが、今回の有喜講には47人の参加があった。名称は、薬王院の正式な寺名「高尾山薬王院有喜寺」からとられた。

 きっかけは8年ほど前。薬王院の筆頭総代だった落合清さん(当時(株)八王子エルシイ代表)が話を持ちかけた。幼稚園の幼馴染であるという清水宣彦さん((株)日本エネルギー会長)に相談。ちょうど高尾山がミシュランの三ツ星観光地となった後で、選定の際「自然と人との関わりあい」が大きく評価されたこともあり、「大切な自然を残すためにも講を作ろう」と盛り上がった。

遺志を継ぎ

 しかしその後、清さんは他界。一旦話は途絶えたが、2014年に清さんの長男・龍太郎さんが薬王院の筆頭総代になったこと、また昨年5月に清さんの三回忌を終えたことなどから、再び新設の声が持ち上がった。そして今回、多くの賛同者を集め念願の創設となった。

 設立総会で副講元の清水さんは、「ファミリーとなる集まりにしたい。清さんの遺志を継ぎたい」と有喜講への思いを語った。また、「二人とも若い(佐藤さん=46、落合さん=40)。これから20年は任せて大丈夫」と会場の笑いを誘った。

 薬王院執事長の菅谷秀文さんは「1200年の歴史ある信仰の山であり、日本一の登山の山。自然の宝庫でもある。講を通じてその高尾山の知ってもらうのは嬉しい」と挨拶した。

深く人間関係を

 龍太郎さんは「新しい講ができたことに驚いている人もいるのでは。高尾山の壮麗な魅力を知っていただきたい。観光の地として栄えているが、信仰の場所としても認知してもらえれば」と、佐藤さんは「高尾山は心を正し、祈りをこらす所でもある。講の中で、奥行きの深い人間関係を築いてゆければ」とそれぞれ抱負を述べた。

 設立総会の最後は佐藤さんが「修行僧のシンボル」という「ほら貝」を吹き、門出を祝った。

 有喜講では5月下旬に初の登山を予定している。

設立総会の様子
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