市内の主婦らで構成されるパフォーマンス集団「ザ・レインボーズ」らが今月、JR八王子駅周辺などで、海外での心臓移植を望む川崎市在住の佐々木あやめちゃん(2)の移植を支えるための募金活動を行った。同グループメンバーのひとりが、あやめちゃんの親族と接点があったことをきっかけに、これまでも支援を行ってきた同グループ。
募金活動では「名前が同じ、あやめなんです」という女性や「助かれ!治れ!」と叫びながら募金する大学生など、励ましの言葉と共に多くの「温かい出会い」があったという。「皆さんの善意に、毎回涙が出るほど感動しました。人の優しさを知りました」と同グループリーダーの宮城あかしさんは振り返る。
「励まされています」
22日には、あやめちゃんの父親である佐々木幸輔さん(29)が八王子で同グループと共に募金への協力を訴えた。「ご支援して下さる皆様に毎回、励まされております。レインボーズの方々には、たくさんの元気と勇気をもらい、お会いするたびに笑顔にしてもらっています」と佐々木さんは募金協力者やレインボーズメンバーに感謝の言葉を述べている。
募金額は11月24日現在、2億6485万円と目標の3億1千万円に近づきつつある。「今後も協力していきます」と宮城さんは力強く話している。
募金について詳しくは、「あやめちゃんを救う会」【電話】050・5242・2054(土日祝除く午前10時から午後3時)へ。
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