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公開日:2018.05.24

公立小中 大学が協定
学生による授業支援で

  • 家庭科の授業の様子。黒板前に並ぶ2人が家政学院の学生。写真提供=森田さん

  • 調印式の様子。左から黒島校長、廣江学長、青木校長

 八王子市立横山第一小学校(館町)と市立椚田中学校(椚田町)が18日、町田市にキャンパスがある東京家政学院大学と教育連携協定を結んだ。地域と学校との連携をはかる「学校コーディネーター」による仲介がきっかけ。主に現在は学生による授業補佐などが行われている。

横一小、椚田中 家政学院と

 同大学ではすでに11の高校と連携協定を結んでいるが、公立の小中学校とは初めて。今回の協定は各校単位で直接結ばれている。横一小の青木利夫校長は「小学校と大学が書面を取り交わすというのは、40年の教員生活でも聞いたことがないほど珍しい」と話す。

 横一小では3年前から、椚田中では昨年からそれぞれ学生を招いている。今回の協定は、これまでの学習サポートなどの活動に「お墨付き」を与える意味合いがあるという。青木校長は「公立校には異動もある。継続化するために書類を取り交わすことは有意義」と説明する。

 同校では同大学児童学科の学生による低学年の学習サポートのほか、生活デザイン学科の教員と学生による料理実習の出前授業、留学生との交流などが行われている。また、教員の指導力アップのために開いている研修では、3年連続で同大学の教員が講師を務めている。

安心感、対応充実も

 地元の人が郷土史を教えるなど、地域の人が関わって学習支援をする事例は、すでに多くの所でみられる。椚田中の黒島永虎校長は「家庭科の料理実習などでは学生らがいてくれると複数の目で見られる安心感がある。教員の負担が減れば、その分を生徒へのきめ細かな対応に充てることができる」とそのメリットを説明する。

 横一小で授業のサポートをしてくれる人材を探していたところ、同校の学校コーディネーターを務める森田裕さんが、定年退職まで勤めていた同大学に打診したことがきっかけでスタートした。椚田中でも家庭科の補佐をしてくれる人材を求め、学校コーディネーターの吉持昌子さんが、森田さんに相談して学生を招くことになった。

お互い学びを

 5月18日には同大学・町田キャンパス(町田市相原町)で調印式が行われた。同大学の廣江彰学長は「学生がお手伝いする一方ではなく、お互いに学ぶことは少なくない。さらには教職員同士が考えていくことで、教育のより高いステージにつながる」と話した。

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