小津町=外面に関連記事=にはこの時期姿をあらわす「モリアオガエル」にちなんだ通りがある。
愛称「モリアオガエルの道」は下恩方町まで続く。「この付近で、珍しいモリアオガエルの産卵が見られる」ことに由来する。小津町の青木博さんが1990年(平成2)、市に応募し採用された。青木さんは4月に101歳で亡くなった。
妻の冨美子さん(92)によると「昭和42年ごろに初めて(自分の家の庭に)モリアオガエルがいることに気づいたようです。それ以来、大事にしていたところ、年々増えていきました」。博さんは卵の外敵になる蛇を捕まえるなどしていたそう。
7月上旬まで繁殖
町会長の前原教久さんによると「基本的に山に住んでいて、この時期に里に卵を産みに来る。この辺でチラホラ見かけます。気にしないと分からないけどね」。卵を産むのは「下に水たまりや池が、その上に木の枝があるところ」。卵は、川の流れが滞っている場所などにもあるという。
専門家によると、東京近郊での繁殖(産卵)時期は4月下旬頃から7月上旬までだそう。
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