認知症への理解を訴えるために介護職員や患者がリレーをしながらアピールするイベント「RUN伴(らんとも)」。その地域版の「+(ぷらす)はちおうじ」が10月13日(土)に行われる。今年で4回目。市内の病院や介護施設など約50の中継地点でタスキをつないでいく。
数井クリニック(打越町)の数井学院長は唯一、1回目から走り続けているドクター。「オレンジのTシャツを着て。PRだから人に見られに行くようなもの。少し照れるね」としつつも、「現場の最前線で認知症の人たちと関わっているスタッフたちを尊敬している。一緒に汗を流したい」
予想以上に深刻
「介護スタッフ不足は予想以上に早く深刻化している」と数井さん。仕事の大変さなどから、なり手が少ないのが現状だ。RUN伴が目指すように、認知症の人が社会の中で日常生活を送ることができるようになれば、少ない人数でもある程度は対応できる部分がある。「現場は大変な状況。少しでも改善できれば。せめて今いる人たちを元気づけたい」。そんな気持ちで今年も走る。
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