先月起きた「西日本豪雨」被災地への支援の輪が八王子市内でも広がっている。いち早く動いたのが、市内の町会や自治会をまとめる八王子市町会自治会連合会だ。現地の様子をTVで見て「衝撃を受けた」秋間利久会長が号令をかけ、同会に加盟していない団体を含めた500を超える、町会や自治会に義援金の協力を呼びかけた。「他人事ではない。街として支援したいと考えたんです。早速、多くの団体に動いて頂いております」。一度、同会で受けた義援金(8月末まで受付)は、八王子市を通して被災地へとおくるのだという。
一方、八王子市が先月25日に岡山県へ、避難所運営や災害廃棄物撤去にあたる職員を派遣したほか、被災地でボランティアを行った市民グループのリーダーに交通費などの活動資金を助成する「支援」を八王子市社会福祉協議会が行っている。
市内企業も
また、市内企業も動き出している。台町にあるタクシー会社、八王子交通の営業所では、社内で義援金を募っている。「小さな力かもしれませんが、可能な限り協力していきたいと思います」。同社乗務員で今回の豪雨で被害の大きかった地域の出身者は「私の実家のある地区は被害がなかったが、同じ地域の出身者として少しでも力になりたい」と話している。
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