八王子まつりや西八夏まつりで「その迫力ある演奏」を目にしたことがある人も多いのでは。川口地域で活動40年目をむかえる太鼓団体「武州今熊太鼓」だ。
1979年、川口町の若者が体力作りのために集まり「和太鼓の練習」をしたのが始まり。翌年、そのメンバーが過去の山火事で損傷したままになっていた今熊神社(上川町)の大太鼓を修復し奉納したことから、神社が「保存会」として認定。「武州今熊太鼓」と命名され活動を開始した。
高野会長「気持ち込めて」
現在会長を務める高野重信さん(55/高野忠工務店代表)は1988年に入会。幼かった長男が太鼓に興味をもち、練習の見学に付き添ったのがきっかけ。自身も祭りが好きで中学の頃から太鼓に関心があったため、いつのまにか「自分の方が夢中に」なったそうだ。16年ほど前から会長を任されている。
現在会員数は20人強。全員社会人で近隣地域に住む人が多い。
毎週水曜日に地域のセンターを借り練習に励む。市内の催し、結婚式など年間20〜30回の公演をこなす。
会では3尺、2尺7寸の太鼓を1本ずつ、1尺6寸を8本、練習用を2本所有する。練習用以外は、欅の木をくりぬいた「木目がきれいな高級品」という。「気持ちを込めて叩きます。観ている人に感動を与えたい」と高野さん。「会員を募集中です。また演奏の機会がありましたらぜひ呼んでください」。詳細は高野さん【携帯電話】090・3203・4074へ。
来月 オリンパスでも
なお武州今熊太鼓は9月9日(日)午後1時からオリンパスホール八王子(子安町)で行われる北原病院グループによる講演会のオープニングで演奏する。入場無料。
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