健康診断施設「八王子健康管理センター」(明神町)の岡部龍也さん(医学博士)は、2代目センター長として2003年に赴任。その頃の印象は「業務委託を受けて10年少し。地域に認知されてきた頃」と振り返る。2008年から始まった特定健診・特定保健指導(いわゆるメタボ健診)の制度や健康意識の高まりもあり、健診の重要性は増していると感じている。同施設では、できるだけ受診日当日に結果を知らせるように努めている。また、2年前から市の健診にも対応。それぞれの受診者に寄り添うような健診を心掛ける。
「近年大きく変わったのは女性の健診」。乳がん検診ではマンモグラフィーだけではなくエコーも選択肢に加えるなど、多様化している。著名人の健診がメディアに取り上げられることで受診率が上がることも。同施設では受診者の4割が女性だという。
「年齢構成や健診の仕組みなど、世の中は変化を続けている。建物は開設当時のままなので、更新も含めて考えている」。施設としての在り方が転換期を迎えつつあると感じている。
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