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公開日:2026.03.26
創価大大学院生
児童ボラ活動で表彰
自然学習で心の成長支え
創価大学(丹木町/鈴木美華学長)の大学院生・井元鳳翔(ほうしょう)さん(25)=人物風土記で紹介=が3月17日、独立行政法人国立青少年教育振興機構から「令和7年度国立青少年教育振興機構法人ボランティア表彰」を受けた。福島県の「国立那須甲子(なすかし)青少年自然の家」を拠点に、子どもたちの宿泊体験に尽力したことが評価されたものだ。
同表彰は、学業とボランティア活動を両立させ、同機構の活動において顕著な功績を収めた学生を称えるもの。国立那須甲子青少年自然の家は同機構が設置する地方施設のひとつで、福島県の日光国立公園内に約130万平方メートルの広大な敷地を有する。阿武隈川の源流域や豊かな森林など、手つかずの自然を活かした多様な体験活動を利用者に提供する。
井元さんは、同施設で約7年にわたり児童を対象とした自然宿泊体験学習にボランティアスタッフとして従事したことが評価につながった。
第二の学び舎
同施設では2007年度から自然宿泊体験学習「なすかしの森セカンドスクール」を実施。県内の小学生などが1週間ほど滞在して、自然の中で共同生活を送る。
同施設によると、参加者数はその年にもよるが毎回約60人ほど。日中は学校の教員らと共に自然観察(理科)やハイキング(体育)などの「授業」を行い、放課後は学生ボランティアスタッフと共にキャンプファイヤーやナイトハイク、星空観察などを実施。「第二の学び舎(セカンドスクール)」として子どもたちに貴重な「原体験」を提供する。
共同生活通し「やりがい」
井元さんは現在、同大学教職大学院の3年生。学部1年生のときに友人から誘われ同スクールのボランティアスタッフとして参加した。
現地では学習支援として宿題を手伝うほか、鬼ごっこなどのレクリエーションを通じて交流を促進。安全管理の徹底や引率業務などに従事し、児童の体験活動を支えるため奔走した。当初は「右も左もわからなかった」と慣れない活動に疲労困憊。しかし宿泊体験を通して子どもたちの表情が生き生きと変わっていく姿にやりがいを感じ、以来毎年参加してきた。大学院に進学してからは学業優先で参加できない時期もあったが、運営補助の枠に留まらず多くの子どもたちの成長を支えてきた。
「人付き合いは苦手」
3月17日に学内で行われた表彰式には、鈴木学長のほか同施設の関係者らが出席。鈴木学長は「創価教育の体現者として、井元さんのような高い志を持つ学生をこれからも全力で支援したい」とエールを送った。
同施設の白岩悟所長代理によると、経験豊富な井元さんは「何かあれば彼に聞くように」と言われるほどボランティアスタッフの主軸として厚い信頼を寄せられていたという。
表彰を受け、井元さんは4月から教職の道に進むことを報告し、「人付き合いは苦手な方だが、子どもたちのおかげで継続できた。セカンドスクールを通した児童らの変化を前に、実体験は心の成長を促すパワーがあると感じた。この体験を将来に生かしたい」と抱負を語った。
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