名画をモチーフにした看板で市民の目を楽しませているのは駒津歯科医院(犬目町)の作品。7月から八王子中野郵便局に掲出された新作はフェルメールの作品で通称「真珠の耳飾りの少女」をモチーフにした=上画像。原画とは異なり、看板では口が大きく開かれている。「もしこの名画の口が開いていたらどんなだろう?」という興味をそのまま表現した。
口を開けている理由は、もちろん「歯医者の看板だから」。銀歯とは違って自然な歯の色の詰め物をその日のうちに施術できる同院の特徴やインプラント技術を間接的に表わしており、「人前で自信をもって笑顔になってほしい」という願いを込めた。
駒津栄雄院長(村内美術館評議員)は「看板にもセンスが必要。ただ訴えるのではなく、見た人が楽しめる要素がないといけない。とくに見た瞬間の『何だろう』が重要で、少し遅れて意味が理解できるものの方が印象に残る」と話す。
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