500人の見本に
子安町に本社を構える建設アウトソーシング業「(株)東和コーポレーション」(新田毅社長=下写真)は昨年度から、現場スタッフの中から「見本」となるトップエリート10人を選ぶ企画「TOPGUN(トップガン)総選挙」を実施している(トップガンはトップクラスの人の意味)。1月末、今年度の対象者が発表され都内ホテルで任命式が行われた。
「誰が一番優秀か?社内でその実績を評価するシステムがなかった。めざすものがあったほうがいい」。アイデアを出した新田社長はそう説明する。同社は空調衛生設備、電気工事など各種建設アウトソーシングを請け負っており、500人ほどの作業スタッフが在籍している。評価対象はその500人で、投票は顧客、営業所内勤スタッフ、そして作業員が行う。
今年度も昨年末、東京、神奈川に28ある営業所等に投票箱が設けられ受付開始。今年1月、結果が発表された。まず20人の「スーパー職長」が選ばれ、その中から10人を「東和TOPGUN」に任命。任命式では特典として専用ヘルメットなどが進呈された。選ばれた1人の中山幸治さんは「推薦してくれた皆様の期待に応えるよう精一杯頑張ります」と話した。中山さんらはこれから1年間、「スタッフの見本」として現場に立つ。
「宝」を評価
「仕事上、中にはクレームを受ける人もいる。一方、それをフォローする人、ケアする人もいる。そういうスタッフは会社の宝。しっかり評価したい」と新田社長は話した。
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