新型コロナウイルス対策で学校が休校となる中、働く親への支援の一環として散田町のデザイン会社アイキャンディ(株)は3月2日から「子連れ出勤」をスタートさせた。初日は小学生4人と中学生2人(親は計3人)が「出社」した。
約20人の従業員は「100%女性」で、そのうち子どもを持つ人は9人。以前から、保育園に迎えに行った後に子どもを連れて仕事をすることもできるようにしていたが、一斉に出社するのは初。この日は中学生がリーダーとなり、社内の食事スペースで勉強やDVD鑑賞をした。十分に楽しんだようで「家に帰ったら即座に寝た」子もいたそう。
福森加苗社長は「みんな生活があるから簡単には休めない。1カ月はこの状態が続くと思います。それまでの間、子どもたちが飽きないかも心配。保育園まで閉鎖になったら対応は難しい」と課題を挙げつつ、「子連れ出社ができたのは、これまでも会社のイベントなどで顔を合わせ、子どもたち同士の人間関係ができていたことが大きかった」と話した。
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