八王子市内で自らの”技”を用いて企業を応援する会社やパフォーマーらが増えているようだ。
企業や高齢者施設で健康づくりの指導などにあたる新町のアシストワンは今月、リフレッシュを図りながら仕事の効率を高める独自の仕組みを企業向けに案内し始めた。
1クールを1時間と定め、50分間の業務ごと、エクササイズや身体のケアにあたる”息抜き”時間を10分間取りリフレッシュを図っていくというもので、「私自身が休みを軽視したために体調を崩した経験があり、皆さんには笑顔で仕事にあたってもらいたいと企画しました」とエクササイズのトレーナーや整体師の知識もある栗原鉄平代表は話す。介護の現場で、座ったままふくらはぎを動かさないことで血流を悪くしむくみなどを引き起こしてしまう高齢者を数多く見てきたことも、”10分間リフレッシュ”の発案につながったのだという。「休憩が業績アップにつながったかどうか分析しながら進めていきます」
「社歌つくります」
一方、「会社の歌をつくります」という人も。幼稚園やイベント会場でオリジナル曲やパフォーマンスで子どもたちを喜ばせているシンガーソングライターのPeP(ペップ)さんは今年に入り、社歌づくりの受付を始めたのだという。会社の考えや目指すものなどを聞いたうえで制作にあたるといい、PePさんは「ご縁があって拠点にさせて頂いている八王子に恩返しをしたくて」と笑顔で話す。また、八王子の企業応援の元祖ともいえるのが八王子観光PR特使の4人組バンド、フラチナリズムだ。企業の記念イベントやパーティなどで持ち歌にものまねなどを挟みながら、盛り上げ役を務めている。「元々、八王子でのデビューのきっかけとなったのが飲食店での”流し”。今後も八王子の会社さんを応援していきたいと思います」と担当者は話している。
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