市内に5つある奉仕団体ライオンズクラブ(LC)による合同の献血活動が3月3日に南大沢駅前で行われた。
「普段より明らかに人通りが少ない」。メンバーは口々にそう言った。この日は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため学校の臨時休校が始まったばかりの時期で、市民の警戒心も強かったようだ。
都心部でも出歩く人がまばらだったようで、同時期の別の献血会場では1桁台(3月2日の池袋駅で8人など)しか集まらなかったそう。そんな中、南大沢では受付68人、採血56人と多くの人が協力した。献血バスによる「移動採血」では「その日都内で一番多かった」(日本赤十字社)という。メンバーたちは道行く人に声をかけつつ、自らも献血した。
なお日本赤十字社では3月2日時点で献血協力者減少を訴えていたが、14日時点で「血液在庫は一時的に回復傾向」とした。
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