戻る

八王子 社会

公開日:2020.09.24

工夫と食で祝う敬老
高齢者施設・病院の取組み

  • 和菓子とお茶も楽しんだ=提供写真

  • ステージには、坪庭を作って和の雰囲気を演出した=提供写真

  • 永生病院による、ご当地料理「高知」の際のメニュー。かつおのたたきなど、生魚は病院食では珍しいという=提供写真

 敬老の日(9月21日)とその前後で、市内でも記念の日にちなんだ催しや取組みが行われた。

坪庭を創作

 市内に2施設、日野市に2施設ある有料老人ホームシルバービレッジでは、毎年恒例になっている「敬老会」が9月15日前後で施設ごとに開催された=上2写真。

 今年は新型コロナの影響で、面会なども制限される中、少しでも楽しんでもらおうとシルバービレッジ八王子西では、ステージに坪庭を作ってお祝いするなど、各施設が工夫を凝らした。なお、今年の施設全体での最高齢者は104歳だった。

病院食も楽しく

 永生病院(椚田町)では、慢性期の入院患者が多いことから、その人らに少しでも長い入院生活を楽しんでもらおうと、敬老の日などのイベント食を取り入れている。今年は赤飯と天ぷら、葛饅頭が敬老の日のメニューだった。

 また入院中は季節を感じにくいということで、同病院ではイベント食を月に1度程度開催しており、7月は七夕にちなんだ料理(そうめんなど)を、8月は土用のうなぎの日にちなんでうなぎを提供した。いずれもきざみ食やとろみ食に対応している。

 なお同病院では、イベント食以外にも、全国の「ご当地メニュー」や「リクエスト食」も提供しているという。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

八王子 ローカルニュースの新着記事

八王子 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS